2011年4月1日金曜日

映画のようなドラマのようなお話

震災後、津波後の水の中へ奥さんを助けにスキューバーダイビングで救助しにいったと言う、映画のようなドラマのようなお話が現実にあったそうです。すごすぎませんか?この人!



しかも、奥さんの次に母親の救助まで!



尊敬します。



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下記、記事を転載しておきますね。







地震で被災しながらも、自ら妻と母親を捜し出し、さらに現在も他の行方不明者を捜索し続けている宮城県の男性が「ランボー」のようだと海外で話題になっている。






43歳のこの男性は、上はスウェット、下は迷彩パンツを履いた上からビニールで覆ってテープで固定するという出で立ち。履いているスニーカーはすでに泥だらけである。






津波が押し寄せて来たとき、自宅から数キロメートル離れた職場にいたそうだ。急いで自宅周辺へ戻ってみると、辺りはすでに水で溢れかえっていたという。家の中に取り残されているかもしれない妻のことが心配で居ても立っても居られず、救助隊の到着を待たずに、スキューバダイビング用の装備を手に入れ自ら水の中へと進んでいった。水面に浮かぶ瓦礫(がれき)は、水中を進む男性にとって大きな障害となった。ようやく自宅にたどり着き、妻を発見すると、安全な場所まで避難させた。






「水は冷たいし、暗くてとても怖かったです。瓦礫をかき分けながら200メートルほど泳ぎ、やっとのことで妻を助け出すことができました」と、男性は当時の様子を語った。






妻は救助したものの、その後母親の安否が確認できず、何度も市役所や避難所に捜しに行ったという。地震発生から4日後、母親を捜しに、水の中へ再び入っていった。姿が最後に確認されたと聞いた自宅近くにたどり着くと、周辺から取り残された家の2階で救助を待ち続けている母親を発見した。






「母は独り取り残されて、パニックになっていました。発見した時は、本当に安心しました」と当時を振り返った。






妻と母を助け出し安堵した男性だったが、これで終わりではなかった。その後もなお、1人でも多くの人を救助するため、水、懐中電灯、軍手、軍隊も採用する折り畳み式ナイフなどの装備を整えて瓦礫のなかを捜索しているという。






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